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「昔々、あるところの物語」展 [日々のこと]

「昔々、あるところの物語」展を見てきました。
難病に侵されながらも、残された指先の機能を生かして紙粘土で
作品つくりをしている内田一也さん。
グリム童話や日本昔話を題材に好きなワンシーンを形にして
ケーズに飾った大小合わせて40点の展示会です。
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小学校の先生をしていた内田さんは筋ジストロフィー症
の難病になり40歳過ぎたころから足、耳などが悪くなり
やむなく退職、その後も食べられない、話ができないなど
症状が進みました。植物人間状態になり寝たばかりの日々生活
 あるとき訪問看護師さんが内田家の冷蔵庫
にあった紙粘土で作った製品を見つけほめてくれた。
それをきっかけに作り始めたとのこと。

展示された作品の一部です。
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金太郎ですね
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こちらは白雪姫
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オズの魔法使いかな
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退職するとき、生徒に「病気には負けない」と約束したことを
思い出した。

「障害があっても残された能力を駆使すれば、人に伝えることが
できるということを嬉しく思う」と内田さんの言葉です。


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