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空海の本、読書しました。 [日々のこと]

先日の暖かさから季節は逆戻りせす。肌寒さもかんじます。
これが平年並みなんでしょうね。四月の上旬です。
気候の変化に弱い私ですね。いまいち気分がすぐれません。めまいもしたり
して。困ったものです。

こんな時はじっとしていて読書です。ふたたび「空海」の本を借りてきました。
1冊は司馬遼太郎の単行本「空海の風景上および下巻」
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そうしてもう1冊は「十回の風景を旅する」です。
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最初の本空海の今レから没するまでの司馬遼太郎さんの本、小説かどうか判断
に困ります。よくぞこんなに食え悪しく調べたものだと感心します。ちょっと
私のは難しいですね。
遣唐使として長安に行ったところは詳しく書かれています。事情があり欠員が
出て応募、半分私費留学、船でたどり着いたあと長安までの費用は唐がだしまた
滞在中の一定の経費は唐が出してくれたとは大国の余裕ででしょうか。
2年半で帰国、真言密教の後継者に指名された。超優秀なんですね。
この本は昭和50年芸術院恩賜賞を受賞している。

空海の風景を旅するは前記の司馬遼太郎の本が完成した後。NHKがこれをテーマに
番組を作った、その取材班が現場を見ての本である。こちらの方がわかりやすい
生まれ育った讃岐善通寺は私の郷里でもあるので身近に感じられた。
また西安も旅行したことがあるので懐かしく感じられた。空海が修行した青龍寺は
一時無くなったのを日本の真言宗諸派の協力で再建されたのですね。
行きましたがそういえばそんな感じが今しました。
空海はすごい人だったのですね。
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