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[九十歳。何がめでたい」を読みました。 [日々のこと]

今日から緊急事態宣言中です。高齢者は極力外出しないようにと
お達しが出たような。
さて、何しよう。ということで読書です(^◇^)。
まずは佐藤藍子さんの本、「九十歳。なにが悪い」を読みました。
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90歳を超えた佐藤愛子が書いたエッセイ集です。高齢の中で日々の
生活の中で感じた悲しいこと、悔しいこと、面白いことなど短編文集です。
各章の題名はこんなものです。
 こみ上げる憤怒の孤独、来るか?日本人総アホ時代、老いの夢、二つの誕生日
 人生相談者失格、ソバブンの話、我ながら不気味な話、過ぎたるは及ばざるが如し
 子供の気持ちは、心配性の述懐、妄想作家、蜂のキモチ、地蔵さんの申し子
 一億論評時代、ぐちゃぐちゃ飯、覚悟の仕方、懐かしのいたずら電話、痛恨の記
 思い出のドロボー、平和の落し穴 などなどまだあります(^◇^)
読んでいて共感するもの多々ありですね。

佐藤愛子さんは」25歳で小節を書き始め88歳の時の「晩鐘」まで
そのあとはんんびりと老後生活と思ったそうです。
でもそれが楽しくない、特にやることも無い、人との付き合いもなく家族とも
あまりお付き合いもなくと認知症になりそうだったとのことです。

そんな時、このエッセイの話があり始めることにより元気を取り戻したとの
頃です。うんそうなんだと納得ですね。
高齢になったらのんびりはダメなんですね(^◇^)


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