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戦争体験本読みました。 [日々のこと]

先日、行った日野市平和展に展示していた本を図書館にリクエストしたの
が早速来ましたので読みました。
「東京空襲下の生活目録」と「朝、目覚めると戦争画始まっていました」の2冊
です。
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一応、戦後生まれ、そして地方の田舎で生まれ育った私には戦争体験は何位も
ないので戦争下の生活などの経験は何もありません、ただひもじい生活はわすれ
ませんが。

「東京空襲下の生活目録」は自身も体験した早乙女勝元さんの記です。昭和19年
11月から20年8月までの東京空襲とその中の生活です。
早乙女さんが中学生に平和の講演したとき生徒からの質問
 「ジユウゴって何ですか、数字の十五ですか」 
  銃後とは内地のことと説明したら「内地って何のことですか」
 「真珠湾って三重県?」「赤紙? 共産党の新聞でしょ」
 「学徒出陣って学生がバリケードから出て行くことことですね」
 「3月10日は東京第震災だろ」「東条英機は西城秀樹のまちがいじゃん」
など出たそうです。笑えません!
本は空襲の記録を時系列に書いてありました。
本に中で
 20年2月、元首相の近衛文麿が「敗戦は遺憾ながらもはや必死、一日もすみやかに
 戦争終結の講ずべきものと進言した。それに対し天皇は「もう一度戦果を
 あげてからでないと難しい」との回答、この時、戦争を辞めていれば沖縄、広島
 そして東京大空襲もなかったと悔やまれる・

「朝目覚めると。。。」の本は12月8日の真珠湾攻撃、開戦のあと9日に知った時の
人々の声、100人以上を紹介したもの、それぞれの感想ですが肯定的な声が多い
ですね。私がその時いたらどう思ったでしょうか。

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