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あの戦争と日本人(上)(下) [日々のこと]

終戦記念日の頃あたりからどうしてあんな戦争したのだろうなんて
考えるようになりテレビ番組や本を読んだりしましたが半藤一利さんの
この本「あの戦争と日本人」(上)(下)を読みました。
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半村さんは8月15日の動き、映画「日本のいちばん長い日」の作者です。
(1)では幕末と日本人、日露戦争と日本人、日露戦争後と日本人、統帥権と
   日本人、八紘一宇と日本人、米英鬼畜と日本人、と書かれています。
(2)では戦艦武蔵と日本人、特攻隊と日本人、原子爆弾投下八月十五日と日本人、
   昭和天皇と日本人 と書かれています。
いまかから見ると狂気としか思えないこともいろんなことの積み重ねですね。
大国ロシアとの日露戦争に勝ったことが一つの始まりと書いています。
勝ったことで日本はすごい国だとみんな思ってしまった。実は手放しで勝った
とは言えなかった。薄氷の勝利、一番いいところでアメリカに仲介してもらい
終わりと講和ができた。この時は戦争の終わり方を考えていたが太平洋戦争では
イケイケで始めたが先のことは考えていなかったなど。

今はコロナの対策で総選挙もあり与野党こぞって国民のお金を配る、補助金をたくさん
出すなど国債発行お金のバラマキ競争をしていますが財源をどうするかは聞こえて
きませんね。一千兆円以上の既に借金のある国なのに、

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